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はじめに
ファミマTカードは、コンビニエンスストアのファミリーマートで利用すると非常におトクになるクレジットカードです。
還元率が高くなる曜日や特典をうまく利用することで、たくさんのTポイントを獲得できます。ファミリーマートで買い物をする機会がある、すべての方におすすめできるクレジットカードです。
今回は、そんなファミマTカードの魅力について迫ってみましょう。
ファミマTカードとは
ファミマTカードとは、ファミリーマートとポケットカードが提携して発行しているクレジットカードです。ポケットカードの正式名称は「ポケットカード株式会社」で、東証一部に上場している大企業です。
ポケットカードには、提携カードでファミマTカードがあるほか、自社カードとして「P-oneカード」を発行しています。
リボ払い専用カード
ファミマTカードは、リボ払い専用カードです。
「残高スライド方式」と呼ばれ、支払い残高に対して毎月一定金額を返済していく方法です。リボ払いは残高に対して18%の手数料(利息)がかかります。大きな金額を利用してリボ払いで払っていくと、手数料だけでかなりの金額がかかってしまいます。
しかしファミマTカードの初回手数料は無料ですので、その間に「ずっと全額払い」に変更すれば、その後1回払いと同様に手数料がかからずに利用できます。
ファミマTカードの国際ブランド
ファミマTカードの国際ブランドはJCBのみです。残念ながらVISA・MasterCardカードなどの国際ブランドを選ぶことはできません。
JCBは海外で利用できる場所が少ない反面、国内で利用できる加盟店は、他の国際ブランドよりも多いです。また、JCBは東京ディズニーランドのスポンサーとしても有名です。
JCBは国内のエンターテイメント系に強く、国内の利用には一番適しているブランドと言えます。
年会費
ファミマTカードの年会費は無料です。年会費がかかるクレジットカードも多い中で、年会費無料は嬉しい特典です。年会費無料ならお試しで作成するのも抵抗が少ないですね。
なお、ファミマTカードに家族カードはないため、家族で利用したい場合はそれぞれで申し込みをしましょう。
還元率
ファミマTカードは、200円(税込)利用ごとに1ポイントのTポイントが貯まります。つまり還元率は0.5%です。
Tポイントは商品に交換することもできますが、ファミリーマートやTUTAYAなどの店舗で1ポイント1円として利用できますので、お店で利用した方がおトクと言えます。
Tポイントについては、下記で深く解説しています。こちらものちほど、併せてご覧ください。
ファミマTカードの通常の還元率は0.5%とあまり高くはないですが、上手にカードを利用することで還元率を高くすることができます。
Tポイントプラスキャンペーンでもっとおトクに
ファミリーマートでは、ファミマTカードを提示することでポイントアップするTポイントプラスキャンペーンが開催されています。
たとえば対象のドリンクを買うと、Tポイントが50ポイントも多く付いてきたりします。
対象の商品は入れ替わりがありますので、Tポイントプラスキャンペーンページで確認してから行くことをおすすめします。
「今お得」対象商品がもっとおトクに
ファミリーマートでは、期間限定で商品が安くなる「今お得」キャンペーンが開催されています。ダイレクトに値引き販売されるので文字どおりおトクなのですが、ファミマTカードを提示することでさらに割引になります。
いまなにが安くなっているかは今お得キャンペーンページで確認できます。カップラーメンやアイスクリームなどが安くなっている場合が多いですね。
ちなみに、ファミリーマートのおトクな支払い方法については下記で深く解説しています。こちらものちほどご覧ください。
LINE Payカードとの併用で還元率アップ
ファミマTカードと LINE Payカードを併用することで、還元率をアップさせる方法があります。LINE Payカードとは、事前にチャージした範囲で、国内のJCB加盟店で利用できるプリペイドカードです。
LINE PayカードにチャージできるPOSAカードを、ファミマTカードを利用して購入すると、通常の還元率0.5%がTポイントとして貯まります。LINE Payカード利用での還元率は2%なので、合わせて2.5%の高還元率となります。
さらに毎週火曜・土曜日のカードの日にはクレジットカードポイントも付与されるので、3%の還元率になります。
LINE PayカードにチャージできるPOSAカードは、1ヶ月に5枚までです。最高額である1万円のPOSAカードを5枚購入・登録したとすると、最高で月5万円までチャージできることになります。
おトクな還元率アップ方法ですが、残念ながらLINE PayカードのPOSAカードは2018年1月15日に販売が終了することが決定しています。そのため、この方法で高還元率を獲得できるのは2018年1月15日までです。
Tポイントはウェルシア(welcia)でおトクに利用
ファミマTカードを使い、ファミリーマートで獲得したTポイントをおトクに利用する方法を紹介します。
ウェルシアで毎月20日に開催される「お客様感謝デー」でTポイントを利用して買い物をすると、1ポイント1.5円として利用できるのです。
ウェルシアは食品から日用生活用品まで幅広く取り扱っているので、Tポイントはウェルシアで利用するのがもっともおトクです。
Tカードとしても使える
ファミマTカードは、Tカードとしても利用することができます。
Tポイント提携店でファミマTカードをTカードとして提示し、さらにファミマTカードで決済を行えば、Tポイントの二重取りが可能となります。
またファミマTカードをTポイント提携店で提示すれば、ファミマTカードで貯めたTポイントを使うこともできます。
電子マネーnanacoへのチャージでTポイントが貯まる
ファミマTカードは、電子マネーnanacoにチャージカードとして使用することができ、チャージにより0.5%のTポイントが付与されます。nanacoについては下記で深く解説していますので、のちほど併せてご覧ください。
Apple Payに対応
Apple PayはiPhoneなどの端末を利用し、お買い物や公共交通機関の支払いに利用できるサービスです。おサイフケイタイに類似したサービスと言えますね。
Apple Payは日本で2016年10月25日にサービスを開始しました。Apple Payを利用するには、クレジットカード、Suicaカード、プリペイドカードのいずれかを登録しなければいけません。
ファミマTカードは、当初Apple Payに対応していませんでしたが、2017年3月1日から利用可能となりました。ファミマTカードをApple Payに登録するとQUICPayとして割り当てられ、QUICPayの利用できる全国のコンビニやショップで利用することができます。
またApple Pay以外の電子決済サービスとしては、iDも利用することができます。
ETCカードの発行が可能
ファミマTカードは、ETCカードも年会費無料です。クレジットカードの年会費は無料でもETCカードは有料というカードもある中で、ETCカードの年会費無料は嬉しい特典です。
買い物だけでなく、高速道路の利用でもポイントを貯めることができますね。
利用限度額
ファミマTカードの利用限度額は正式に明記はされていませんが、最初は50万円以下に設定されることが多いようです。
クレジットカードを作成してから半年間は増額の申し込みはできませんが、半年以降はインターネットから増額の申し込みができます。
ただし、年収の3分の1以上は増額できません。
付帯保険はついていない
ファミマTカードには、海外旅行傷害保険も国内旅行傷害保険も付帯していません。
国内で怪我や病気になってしまった場合は健康保険が利用できるため、支払いが高額になるケースは少ないですが、海外旅行では日本の保険が利かないため、支払いが高額になるケースがあります。
海外旅行に行くときには、別の海外旅行傷害保険の付いたクレジットカードを持って行くか、旅行時に空港などで海外旅行傷害保険に加入することをおすすめします。
締日と支払日
ファミマTカードの利用分の締日は、毎月末になっています。支払いの請求日は、翌々月の1日です。
たとえば10月1~31日までカードを利用したとすると、翌々月の12月1日に引き落とされます。
ファミマTカードのメリット
ファミマTカードのメリットについて、改めて以下にまとめてみました。
- 年会費が無料
- ファミリーマートの「今お得」商品がさらに割引
- 貯めたTポイントをウェルシアでおトクに利用できる
ファミリーマートで値引きサービスを受けたりTポイントを貯めるなら、必携のクレジットカードと言って良いでしょう。
ファミマTカードのデメリット
ファミマTカードのデメリットについても、以下にまとめてみました。
- 通常の還元率が0.5%と低い
- ファミリーマートの利用以外ではあまりメリットがない
- 付帯保険がない
ファミリーマート以外では、ファミマTカードを使用するメリットは、あまりないかもしれません。
ファミマTカードのサポート情報
ファミマTカード全般のお問い合わせ
- 0120-230-553
- 0570-064-230 (携帯電話・スマートフォンから)
受付時間9:00~17:30まで、年中無休。
メールでのお問い合わせ
他のクレジットカードとの比較
Tポイントが貯まるYahoo! JAPANカード、Tカードプラスとの比較をしてみました。
カード名 | 優遇サービス | 付帯保険 | 年会費 |
---|---|---|---|
ファミマTカード | 還元率0.5% 「今お得」商品がさらに割引 |
なし | 無料 (ETCカードも無料) |
Yahoo! JAPANカード | 還元率1% Yahoo!ショッピング・LOHACO利用で還元率3% 月額540円(税込)でプラチナ補償に加入できる |
ショッピングガード保険 | 無料 (ETCカードは税込540円) |
Tカードプラス | 還元率0.5% TUTAYAの利用で1.5%~3%還元 TUTAYAランクアップサービスで還元率アップ |
オリコ発行のTカードプラスのみ、 海外旅行・国内旅行傷害保険あり |
無料 (ETCカードも無料) ※アプラス発行を除く |
ファミリーマート利用ならファミマTカード、Yahoo!ショッピング利用ならYahoo! JAPANカード、TUTAYA利用ならTカードプラスがおすすめです。
利用するお店で使い分けると良いですね。
まとめ
ファミマTカードは還元率0.5%ですが、ファミリーマートで買い物する機会が少しでもある方は、ぜひ持っておきたいクレジットカードですね。
私もしっかり活用しています。年会費無料ですし、1枚作っておくと便利ですね。